認知科学
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無駄に見える言葉にも、理由はある
うまくいかない瞬間に、思わず出る言葉 細かい作業に集中しているとき、思いどおりに手が動かず、思わず強い言葉が口をつくことがあります。多くの場合、それは「よくない…
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頭の中が見えなくても、ちゃんとわかっている
見えないはずのイメージは、本当に無意識なのか 私たちはふだん、「頭の中で思い浮かべる」という行為を、あまり深く考えずに行っています。風景、顔、文字、図形。目を閉…
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自然は、反応しない観測者に近づく
見張っているのに、見えていない ──カメラの「反応のしかた」が、自然の姿を変えてしまうとき 私たちはしばしば、「見張っていれば、見えるはずだ」と考えます。動くも…
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価値は判断か、それとも知覚か
見えないはずの「価値」は、どこで歪むのか ― 知覚と判断の境界を揺るがす「適応」という現象 私たちは、色や動き、明るさといったものが「見える」存在であることを疑…
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すべてが意識をもつかもしれない、という前提について
何を「意識がある」と仮定するのかという問題 私たちは日常の中で、無意識のうちに「これは意識がある存在だ」「これは意識はないだろう」と判断しながら生きています。人…
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触れられる動詞ほど、私たちは速く読む
触れられる動詞ほど、脳は速く読む 本稿は、アメリカ合衆国のサウスアラバマ大学(University of South Alabama)心理学部の研究として発表さ…
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感情をうまく扱える人は、なぜ問題を解決できるのか
感情知能は、なぜ心の調子と問題解決力を同時に高めるのか ──大学生を対象にした実証研究から見えてきたこと 私たちは日常の中で、うまく気持ちを扱えたときに物事が前…
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ことばの意味は、体の内側から生まれている?
体の内側は、ことばの意味にどこまで入り込んでいるのか 私たちはふだん、「机」や「洞窟」のような具体的なものと、「自由」や「運命」のような抽象的なことばを、同じよ…
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なりたくない仕事は、仕事のせいとは限らない
仕事はなぜ「選ばれ」、なぜ「避けられる」のか 人は、どんな仕事を選ぶのでしょうか。そして、どんな仕事を、理由をはっきり意識しないまま避けているのでしょうか。 中…
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科学の時代に、魔法が必要とされる理由
魔法は消えたのではなかった ――合理的な時代に、なぜ人は「再びつながる」のか 私たちは長いあいだ、「近代化が進めば、魔法や呪術のようなものは消えていく」と考えて…
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体の外に出たのは幻覚ではない、と彼らは言った
体から離れたとき、何が起きているのか 私たちはふだん、自分という存在が「この体の中」にあると疑いません。目で見て、耳で聞いて、皮膚で触れ、そうした感覚の中心に「…
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信用スコアは、信頼を壊す
信用スコアは、人を信じさせるのか 「信用スコアがあれば、人は安心して協力できるようになる」。こうした直感的な期待は、多くの社会制度やテクノロジー設計の前提になっ…
