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やる気を奪うのではなく、退屈は人を動かす
退屈は、やる気を奪うだけの感情ではなかった 私たちは日常の中で、何度も「退屈」を感じます。授業が単調なとき、仕事が単純作業の連続になったとき、意味も手応えも感じ…
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「別の自分」が現れるとき、心の中で何が起きているのか
ひとつの心が、いくつにも割れるとき 私たちはふだん、「自分は一人で、ひとつの心をもっている」と感じています。考えているのも、感じているのも、決めているのも、すべ…
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つながっているのに、なぜ孤独なのか
つながっているのに、孤独を感じる――若い大人の不思議な社会感覚 「友だちはいるのに、なぜか孤独を感じる」。この感覚は、気のせいでも、個人の弱さでもないかもしれま…
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年を重ねても、知りたい気持ちは衰えない。記憶を支えているのは驚きではなく好奇心だった
驚きよりも好奇心が、記憶を支えている 年齢を越えて続く「知りたい気持ち」の力 私たちは日常の中で、「気になったこと」はよく覚えているのに、「どうでもよかったこと…
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「それはダメ」と感じるのかは、世界共通なのか?
見えないルールとしての日常の規範 私たちは日々の生活の中で、ほとんど意識することなく「これはしてもよい」「これは控えるべきだ」という判断を繰り返しています。図書…
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死後も答え続ける声を、私たちは証言と呼べるのか
デジタルな「私」が語りつづけるとき、証言は誰のものになるのか ある人が亡くなったあとも、その人の声や話し方、考え方をもとに、まるで本人のように受け答えをする存在…
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きのうまでの自分が、きょうの自分に届かないとき
この論文は、何を問い直しているのか 「自分が自分ではない感じがする」「世界が現実ではないように見える」「体や考えが、どこか遠い」。こうした体験は、解離と呼ばれま…
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なぜ、人は「効いていないもの」を効いたと思ってしまうのか?
おカネで「思い込み」は消えるのか ――正しさへのやる気より、「何を見落としているか」のほうが大事なとき 私たちは日々、「これをしたから、ああなった」と考えながら…
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なぜ夢は、朝になると消えてしまうのか
夢を思い出せる人と、思い出せない人のあいだにあるもの 朝、目が覚めたとき、「確かに何かを見ていた気がするのに、内容はまったく思い出せない」という経験をしたことが…
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笑顔が返らないとき、脳は強く反応している
笑顔は、返ってくると予測している 人は誰かに笑顔を向けるとき、ほとんど無意識のうちに「相手も笑い返してくれるだろう」と予測しています。この予測は言葉で意識される…
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思い出せた理由は、時間に負けない
なぜ私たちは「思い出せた理由」を語るのか 何かを思い出したとき、私たちはしばしば、「なぜそれを覚えていると思うのか」を同時に語ります。 たとえば、「あの日は寒か…
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信じたいのに、引いてしまう。孤独と疑いが「信頼」を揺らすとき
信じたい気持ちと、疑ってしまう心は、どこですれ違うのか 人と関わりたい。けれど、どこかで信じきれない。 孤独を感じているとき、多くの人がこの二つの気持ちのあいだ…
